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小・中学生のためのプランクトン図鑑(図鑑)
カブトエビ

和名カブトエビ
学名Triopsidae
仲間セッソクドウブツ(カブトエビ)
茶色
場所淡水
平均(μm)30000
大きさ特大(10000µm以上)
エビカニ
説明カブトエビ(Triopsidae)はセッソクドウブツ(カブトエビ)の仲間で,茶色をしています。住んでいるところは淡水で,大きさは20000µm~40000µm(平均30000µm)です。この図鑑では大きさは「特大」,形は「エビカニ」になっています。生きた化石とも言われるカブトエビは,甲殻類の中で最も原始的な種類です。祖先は2億年以上前の三葉虫と言われています。耐久卵で数年間の暑さや寒さ、乾燥に耐えられるようになっています。一匹で産む卵の数は1,000個以上です。カブトエビの寿命は短く,産卵を終えると約1ヶ月の短い一生を終えます。田んぼに生えた雑草を食べ,水をにごらせるため,雑草の生育を抑えます。泥をかき回すことで酸素を送り、稲の生長も助けます。食性は雑食で,動植物プランクトンやコケ,死がいも食べます。脱皮を繰り返し成長します。